森林作業道は木材搬出を目的として使用されますが、もう1つ重要な役割があります。それは山の現場までの通い道として使う事で、通勤時間の短縮・道具類の持ち込みにかかる労力の削減等々といった恩恵です。想像してみて下さい、お弁当や飲み物を背負って(時には機材も)山の中をエッコラ登って降りて現場に行くのと、多少の上下はありますが歩き易く整備された道を通って現場に行くのと…
人間にとっても便利な訳ですから、もちろん山の生き物達(シカ、イノシシ、タヌキ)もちゃっかり使っています。ここの作業道づくりは始まった所ですが、既にイノシシが足跡を残してくれています(何処の道でもそうですね)。