路網整備

今後、継続的な木材生産(間伐材搬出)については、路網整備が欠かせなくなってきております。

これは林道から繋がる2.5m幅の作業道を林内に作成し、間伐により伐採された木材を林内作業車で、林道もしくは山土場まで運搬する事を目的としております。

やまさ育林には、林野庁の「森林作業道作設指針」に即した道づくり技術の取得を目的とした”平成23年度 森林作業道作設オペレーターの育成対策事業”における現地研修の受講者がおり、実際の作業道作りの基本としております。


 

作業道作りに際しても、林内の状況によっては間伐材を使用した丸太組工・根株(広葉樹も)を利用した路肩補強・路体下部への丸太組工による土留め等を用いて作成しております。

また沢や雨水対策として、洗い越し・縦断勾配による分散排水にも取り組んでおります。

 

 


 

いずれにしても、作業道は作ったらそこでお終いではなく、継続して使わなければ数年でダメになってしまう為、持続性があり且つ計画的な森林整備と連動する必要があります。

更に道を伸ばす事により、将来的に搬出に掛かるコストを下げる事が出来る様になります。

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