ゴットンベーの部屋

ゴットンベーとは

神奈川県最北端に位置する旧藤野町周辺では、古くからヒキガエルのことを「ゴットンベー」と呼んでいる。
都会では見かけることが少なくなったかもしれないが、ここでは多くのゴットンベーと出会うことができる。
ゴットンベーは、山の中だけでなく家の周りや畑そして普通の道路でも見かける。
色んなところで遭遇し撮影に成功したゴットンベーを、ここでは紹介します。

畑のマルチシートの中に隠れていたゴットンベー

野菜の栽培で土壌を保温する為に使用するマルチシートの中で温まっていたゴットンベー。
マルチシートを剥がしたことに対する怒りをこめた目でこちらを凝視し固まっていた。
丁重に草むらに移動してあげましたよ。

リュックサックの上で日向ぼっこをするゴットンベー

山の中で仕事をするときは、お弁当が入ったリュックサックを休憩場所に決めたところに置いてから仕事を始める。
12時になって昼飯を食べに休憩場所に戻ってみると、小さなゴットンベーが日向ぼっこをしていた。
近づいて行っても動こうとしないので、お弁当だけ取り出して一緒に昼休みをした。
午後の仕事をしている間に、いつも間にかゴットンベーはいなくなっていた。


車に向かって仁王立ちのゴットンベー

朝の散歩時に、道路で車を威嚇しているかのように仁王立ちしていたゴットンベー。
幸い自動車がくることはなかったが、何に対して戦闘態勢をとっていたのでしょうか?
色んな角度から撮影しましたが、こちらには目もくれず微動だに動きませんでした。




迫りくるゴットンベー

今のように自動車がなかったころ、流通の要だったのが赤道(あかみち)と呼ばれる幅1m弱の歩き道。
現在でも赤道は山林のいたるところに残っており、山の仕事では現場までの通い道として今でも重宝されている。
そんな赤道をゴットンベーは、我がもの顔で歩き回っている。
迫りくるゴットンベーの迫力を、この1枚は表している。

ふてぶてしくフェンスで落ち着くゴットンベー

庭のフェンスでふてぶてしく鎮座しているゴットンベー。
何故、そんなに偉そうなのか?何が言いたいのか?分からないが貫禄だけはある。


予想以上の速さで逃げるゴットンベー

その風貌とは裏腹に移動は素早い?のが、ゴットンベー。
ゆっくりと進んでいくが、一歩一歩確実に歩みをとめない。
気が付けば姿を消してしまうのが、ゴットンベーの技なのか?