青梅にクマ出没

先日より、青梅にクマが出た話題がニュースで流れていたのを見ながら、ある事を思い出しましたよ。

あれは数年前の出来事です。津久井の山中での間伐作業中に、遠くから「 イヤァ〜 」と悲鳴(らしき叫び)が聞こえてきた。こんな登山客も来ない山中で誰だろう?と思っていると、声の発生源から沢向かいで一番近くで作業をしていた先輩から「 おぉ〜い、チェンソー持って早く来てくれ 」と応援の催促が…

皆んなで駆けつけてみると、そこにはイノシシがグッタリと倒れていた。複数の目撃証言によると、クマがイノシシを馬乗りになって襲っていたとの事であった。そう!あの「 イヤァ〜 」は人間ではなく、イノシシの叫びだったのだ。

我々が駆けつけた時には、襲ったクマは森に逃げてしまい姿は見えず、襲われたイノシシは既に虫の息だった。もう既に動けなってしまったイノシシは特に外傷は見当たらなかったが、色々な所を殴打されていた事が後で分かった。やはりクマのパンチ1つ1つはかなりの破壊力があるようだ。その後、山男2人で担ぐのも大変だったが、何とか車のある所まで担ぎ降ろして…

この話はここまで!昔話続きで、山で出会った不思議な人の話も後でしましょう。